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雑誌「ウォーロック・マガジン」第7号

 雑誌「ウォーロック・マガジン」第7号は、2020年4月に発売されました。
 今号では巻頭に、アナログゲームカフェ&バーの特集があり、いつもとはやや違った雰囲気で始まります。その後はいつも通りのパグマイア、AFF、T&Tの記事が続きます。最近はパグマイア推しのページ配分が続いていましたが、今号はパグマイアは少な目でした。T&Tのソロアドベンチャー「ソーサラー・ソリティア完全版」がかなりボリュームがあり、扱いが小さくなってきていたT&Tの復活が感じられました。嬉しい限りです。
 それでは以下、雑誌「ウォーロック・マガジン」第7号の記事を簡単にまとめます。ネタバレ注意です。

<特集 アナログゲームカフェ&バーに行ってみよう>
 ボードゲームなどを楽しむ事ができるお店の紹介です。あまり興味は沸いてきませんでした。紹介されていたお店の名前だけ記載します。
 ・GameCafe & Bar BLUE PIECE(東京)
 ・神楽坂ボードゲームカフェ RE:ALL(東京)
 ・テーブルトークカフェ Daydream(東京)
 ・リトルケイブ 新宿南口店(東京)
 ・GOTTA2 CAFE(東京)
 ・Game Bar Gluck(東京)
 ・Board Game Cafe Bar ゆるぼど(兵庫)
 ・京都ボードゲームカフェ BRESPI(京都)
 ・ボードゲーム・カフェー賽翁(大阪)
 ・Rabbithole 新宿店(東京)
 ・WHO DONE IT?(大阪)

<パグマイア プレイガイド「犬の手記と猫の述懐」>ベーテ・有理・黒崎
 パグマイア関連の新商品である「パンの新米開拓者ガイド」及び「マウ連合君主国」の紹介記事です。

<パグマイア 2レベル対応シナリオ「猫の王国と囚われた宣教師」>ゼサン
 「パンの新米開拓者ガイド」から続けてプレイする事が推奨される、2レベルキャラクタ向けシナリオです。

<パグマイアコミック 英雄犬ポメロスくん~夜の森編~>ゼサン
 相変わらずのつまらない&絵もイマイチな漫画でした。

<パグマイア「フェッチクエスト」リプレイ>西岡拓哉
 近所発売予定のパグマイアのカードゲームのリプレイです。対戦型ではなく、協力型のゲームのようです。
 あまり魅力は感じませんでした。

<パグマイア最新情報>
 新製品として、以下の3つが紹介されています。
 ・フェッチクエスト
 ・マウ連合君主国RPGルールブック
 ・善き犬の物語(小説)

<はじめてのAFF 第8回>中山哲学
 AFFの紹介漫画です。今回は「タレント」にスポットを当てています。

<AFF2eシナリオ 闇の森のエルフ>ピピン
 作成したてのヒーロー3~4人を想定したシナリオです。アランシア北部のダークウッドの森が舞台です。

<AFFソロアドベンチャー 盗賊都市からの逃亡>友野詳
 盗賊都市ポートブラックサンドを舞台に、ドワーフの戦士として冒険するソロアドベンチャーです。

<AFFモンスター動物園リプレイ第3話「潜入!モンスター研究所」>こあらだまり
 AFFのリプレイ最終回です。これまでの事件の黒幕である女魔術師エルファバを倒すため、カーレの街での冒険が繰り広げられます。
 あまり面白くないリプレイでした。

<タイタン見聞録 第2ガイド「ドラゴンの伝説」>タイタンの放浪者
 AFFの作品に登場したドラゴンを紹介しています。

<はじめてのシティブック2>中山将平
 おなじみのT&Tの漫画です。今回は、近所発売の「シティブック2」を利用して作られたシナリオのリプレイです。
 今回の漫画は、絵はいつも通りなのですが、内容が少しパワー不足でした。シナリオがT&Tらしい滅茶苦茶なものではなく、良くも悪くも普通のTRPGにありそうなものでした。この漫画は、理不尽な展開があればあるほど面白いので、海外産のシナリオがよく合います。
 次回に期待します。

<「シティブック2」の楽しい使い方>柘植めぐみ
 上記のリプレイ漫画のシナリオが公開されています。
 漫画だけ読んだ段階では、ややパワー不足を感じましたが、シナリオを読んでからもう一度漫画を読むと、とても面白かったです。リプレイ漫画+シナリオの構成は絶妙な組み合わせですね。

<T&Tシナリオ「テストプレイ、難点ないですよ」>たまねぎ須永
 2人~4人用のシナリオで、キャラクタ作成もシナリオの一部分になっています。
 キャラクタが記憶喪失で、シナリオの中で記憶を取り戻す様子を、キャラクタ作成と絡めています。

<T&Tソロアドベンチャー「ソーサラー・ソリティア完全版」>ジェイムズ・L・ウォーカー
 社会思想社からT&T第5版用に出版されたソロアドベンチャーを完全版対応にしたものです。魔術師専用です。パラグラフ数が232と、かなりのボリュームです。

<ソロアドベンチャーの書き方>マイケル・スタックポール
 ソロアドベンチャーの書き方を教えてくれる記事です。主に、パラグラフの分岐のパターンについて説明してくれています。

<ソロアドベンチャーコンテスト募集>
 ソロアドベンチャーのコンテストが開催されており、入選作はウォーロックマガジンに掲載されるそうです。書いてみたいものです。

<T&T情報コーナー>安田均
 海外で発売されたソロアドベンチャー「怪奇の国のアリス」が紹介されています。年内に翻訳予定とのこと。
 その他には、海外ですが、シナリオ「ゴブリン岩の迷宮」、ソロアドベンチャー「ドラゴンがクリスベンを襲撃」、ソースブック「人間外の使う魔法」、小説「マンドリコール」が紹介されています。翻訳されるといいですね。

<秋田みやびの謎解き日記 第1回「めー探偵のススメ」>秋田みやび
 「マーダーミステリー」という新しいジャンルのゲームの魅力を紹介しています。
 今の所、「マーダーミステリー」に興味は沸いてきません。

<三遊亭楽天のTRPG四方山噺 其の壱「落語とTRPG」」三遊亭楽天
 TRPGと落語とを絡めたコラムです。あまり面白くないです。

<それでもゲームで遊びた医 第1回「ゲームは悪い?」>Dr.リノ
 小児科専門医のコラムです。子供とゲームとの関係について話題にしています。

<私をTRPGカフェに連れてって>中村誠
 1人~4人で遊べるオリジナルゲームです。

<パグマイア小説「ありがとう、ダーシー・キャット」>エディ・ウェブ
 アリスター・アフガンは、雇っている猫のダーシー・キャットが捕まり、警察に呼び出されます。審問官のマックス・コリー及び審問巡査のルビー・ラブラドールは、ダーシーが禁じられた知識のコレクションである一冊の古い本を破壊しようとして逮捕された事をアリスターに話します。アリスターは、自分とダーシーとの関係を説明しますが、要領を得ない話しにマックスは怒って出て行き、ルビーが1人で審問を行います。
 アリスターは、四年前に猫の国であるマウの軍人に追われていたダーシーを助け、それ以後、ダーシーはアリスターに忠誠を誓って従っています。ルビーは、ダーシーが図書館で持っていた書物が死霊呪術の禁書の一冊「邪霊の奥義」だった事から、ダーシーが死霊呪術師ではないかと予想していました。ダーシーは、自分が死霊呪術師だった事を認め、この禁書が悪用される前に破壊しようとしたことを認めます。
 ルビーがマックスを探しに行き、アリスター及びダーシーが二人きりで残されます。ダーシーは、猫社会の中に、古代の邪霊を復活させようとする集団がおり、この計画を阻止するために禁書を破壊しようとしましたが、ダーシーが禁書を手にしたときには既に必要なページが破り取られた後だった事をアリスターに話します。このままでは邪霊の復活する恐れがあると考えたアリスターは、ダーシーを連れて警察署から逃げ出します。
 アリスターは、ダーシーの案内で、敵のアジトと思われる場所へやってきます。そこは、猫区のグルーミング店でした。アリスター及びダーシーは、店に侵入して隠し通路を発見し、奥へ進みます。奥の部屋では、既に召喚の儀式が始まっているようでした。急いで更に奥へ進もうとしたとき、アリスター及びダーシーを追ってきたルビーが現れます。ルビーは2人を逮捕しようとしますが、奥から儀式を行っていた集団がやってきます。集団のリーダーは、マックスでした。マックス達は、邪霊復活の儀式を猫区で行い、その罪を猫区になすりつける事で、猫区を一掃しようと考えていました。戦闘になり、アリスター及びダーシーはマックス達を捕らえる事に成功します。
 ルビー及びその部下達は、捕らえたマックス達を護送していきます。去り際にルビーはアリスターに礼を言いますが、ダーシーに礼は言いませんでした。その代わりに、アリスターはダーシーにありがとうと言います。

<別冊付録 3人専用ミステリ・ゲームブック「空蝉の島」>おいしいたにし
 3人「専用」のゲームブックです。3人のキャラクタを3人のプレイヤが演じ、1冊のゲームブックを相談しながら読み進むようです。3人「専用」というのが、目新しい試みですが、なかなか扱いにくいですね。


弐瓶勉 「人形の国」 第6巻

 弐瓶勉さんの「人形の国」第6巻は、2020年5月に発売されました。
 前巻では、人工衛星の落下で地表が寒冷化した世界で、主人公のエスローは脳味噌だけの状態。エスローを治療するためにケーシャ及びタイターニアが奮闘しました。ケーシャの兄のカジワンは、人形病患者を集めて真地底教会を作り、人形病患者を「再生者」として復活させ、自分の配下としています。
 一方、帝国の正規人形であるジェイド及びトオスの元に、科学者タシツマ及び正規人形リナイが巨大な荷物と共にやってきます。荷物は、ジェイドのクローンを巨人化したアジェイドと、彼女を転生させるための人工コードでした。タシツマによるアジェイドの転生実験が始まりました。今巻は、この続きからです。
 それでは以下、「人形の国」第6巻のあらすじを記載します。ネタバレ注意です。

 人工コードによるアジェイドの転生は成功し、アジェイドは正規人形となります。
 科学者タシツマは、幼少期にいじめられていたところを近所に住む少女シヨバに助けられました。シヨバはコード適合者で、近いうちに転生式を行う事になっていました。しかし、コード適合者でも60%は転生に失敗して死亡してしまいます。シヨバは、戦う事も嫌いで転生式を受けたくないとタシツマに話していました。タシツマは、シヨバと逃げて2人で暮らそうと、廃坑を探索して隠れ家となる場所を見つけます。しかしタシツマがシヨバを迎えに行くと、シヨバは既に転生式のために家を出ており、その後に転生に失敗して死亡してしまいます。タシツマは、コードの研究者となり、転生成功率100%の人工コードを量産して全ての人間を転生させる事を目標に研究を続けてきました。
 転生したアジェイドは、ジェイドと同様に自動機械を操る能力を持っていました。アジェイドは、力を最大限に解放して広範囲の自動機械から情報を集めます。巨大なアジェイドはエナ容量も大きく、その分だけ広範囲の探索が可能でした。力を使い果たしたアジェイドは、鎧化が解け、気を失って倒れます。アジェイドから情報を受け継いだジェイドは、タイターニア及びケーシャを発見し、エスロー及びAMBが匿われている超構造体の部屋の位置を特定します。
 タイターニアは、アジェイドによる探索を察知し、ケーシャと共に超構造体の部屋へと急いで戻ります。2人の後を1人の少年がつけていました。ケーシャはこの少年を捕まえます。少年は、ワサブという名前で、元帝国の転生者でしたが、仲間にしてほしいと2人に頼みます。タイターニアは、ワサブの記憶を読んで嘘をついていない事を確認し、ワサブを仲間にします。
 ジェイド達は、エスロー及びAMBが匿われている超構造体が、地下150キロメートルにあり、最長辺が200メートルの巨大物である事を知ります。リナイは、物質転送の能力を持っており、超構造体ごと地上へ転送する事にします。リナイは、ジェイドと共に地下へ転送し、巨大な超構造体を地上へと転送します。リナイは力尽きて地下で倒れ、ジェイドがリナイを保護します。
 戻ってきたタイターニア達は、そこにあるはずの超構造体がなくなっていることに驚きます。タイターニアは、周辺を探索して、超構造体がちょうど真上の地上にある事を知ります。更には、リドベア帝国の移動首都モースウルベがやってきており、皇帝スオウニチコもこの場に来ているようです。タイターニア達は、ワサブの飛行能力で地上へ向かいます。
 地上に出たタイターニア達がエスローを取り戻す方法を思案していると、カジワンが再生者及び人形病患者達を引き連れて現れます。カジワン達と帝国の兵士達との戦いが始まります。この様子を見ていたタイターニアは、今がAMBで皇帝を倒すチャンスと考えます。エスローはAMBを射出できる程度には回復しているはずで、タイターニアが超構造体の箱に触れればエスローの意識を戻して皇帝の位置を伝達する事ができます。タイターニア達は、瓦礫に偽装して、戦闘のどさくさに紛れて、超構造体へ接近します。
 タイターニア達は、無事に超構造体へたどり着きます。タイターニアは、超構造体に触れて中のエスローを覚醒させると共に、皇帝の位置を教え、AMBで皇帝を倒すよう言います。しかし話の途中でタイターニア達は帝国の5人の上級転生者に捕まってしまいます。5人のうちの1人、リナイは、捕まえたタイターニア達3人と、自分を含む5人の上級転生者とを、皇帝スオウニチコの元へ転送します。スオウニチコは、エスローが超構造体の中からAMBで攻撃してくる事を予測していました。
 しばらくして、超構造体の中からAMBがスオウニチコを狙って発射されますが、スオウニチコはAMBを避けます。AMBが超構造体に空けた穴から、トオスの金属が侵入してエスローを攻撃します。エスローの死を確信したスオウニチコは、タイターニア達3人の処刑を命じます。
 スオウニチコに完全に無視されている状態のカジワンは、最大級の火球を放ってスオウニチコを攻撃しますが、皇帝を守る転生者はこの火球を簡単に弾き返します。スオウニチコは、カジワン達の始末を命じて去ります。
 スオウニチコは、自分の未来視の能力で、ケーシャ達が処刑され、超構造体からAMBを掘り出す作業が始まるまでの未来を見ていました。しかし、ケーシャが処刑されようとしたとき、超構造体の箱が割れてエスローが現れます。これはスオウニチコの見た未来とは全く異なるものであり、スオウニチコはエスローが未来改変の能力を持つ事を確信します。エスローは、ケーシャ達を処刑しようとしていた4人の上級転生者を倒し、スオウニチコの眼前にやってきます。エスローは、スオウニチコを撃ちますが、AMBではなく通常弾だったために、皇帝を守る2人の衛人に阻まれます。この隙にタイターニアは、スオウニチコに近付いてスオウニチコに触れ、スオウニチコの心を読みます。リナイがスオウニチコ及び2人の衛人を別の場所へ転送し、スオウニチコには逃げられてしまいます。エスロー達も、ワサブの飛行能力でモースウルベから離れます。
 カジワン及び再生者達は、地下を逃走していました。カジワンは、スオウニチコに全く相手にされなかった事に怒っていました。
 安全圏まで逃げたエスロー達は、再会を喜び合います。何故かワサブはエスローに懐いています。タイターニアは、スオウニチコの心を読んで得た情報をエスロー達に話し始めます。

 以上が、弐瓶勉さんの「人形の国」第6巻の物語です。
 もはやクライマックスと言える怒涛の展開でした。あとは、お互いに相手の能力を知った者同士がどのように戦うかです。スオウニチコとの決着は近そうです。
 スオウニチコを倒したとして、この物語は終わるのでしょうか?皇帝を倒したところで、世界がそれほど変わるとも思えず、まだまだ先がありそうに思います。地底王国へは行って欲しいですね。
 ただ、エスローの未来改変の能力って、スオウニチコ以外には全く意味がない能力だと思えるので、物語が続いてもこの能力を活かせないのが気掛かりです。

 

ウォーハンマー書籍 「ウォーハンマー40000スタートガイド」

 「 ウォーハンマー40000スタートガイド」は、ウォーハンマー40000の入門書です。ただし、「書」と言っても、正式には書籍として扱われていないようで、書店には売ってません。ウォーハンマー専門店か、ヨドバシカメラのウォーハンマーコーナーか、Amazonか。私が購入したときはAmazonには英語版しかなく、ヨドバシカメラのネット通販を利用しました。

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 本の内容は、ウォーハンマー40000の背景世界や勢力等の解説、ミニチュアの組立や塗装の指南、ゲームの遊び方や実際に遊んだ様子のリプレイ等です。いずれも初心者向けの記事なのですが、正に初心者の私にはピッタリの書籍でした。
 そしてこの本には付録として1体のミニチュアが付いています。スペースマリーン・インターセッサーのミニチュアです。なかなかお得感のある本です。是非とも手に入れておきたい本ではありますが、なかなか入手困難な本でもあります。
 全ページがカラーで、ミニチュアの写真がたくさん掲載されているため、眺めているだけで楽しめます。逆に、説明文は翻訳がイマイチ、まるで機械翻訳のような文章で、少し読み難いのが欠点です。
 それでは以下、「ウォーハンマー40000スタートガイド」の内容を簡単にまとめます。

<第41千年紀の世界>
 ウォーハンマー40000の世界の歴史をまとめたものです。
 人類の支配者<皇帝>が、複数人の総主長(プライマーク)と、多数のスペースマリーンとを生み出し、星々の海へ<大征戦>を開始しました。
 <禍つ神々>が総主長の1人であるホルツを堕落させ、スペースマリーンの半数がホルツに従って反逆を起こします。<ホルツの大逆>と呼ばれる大規模の戦いが起こります。
 皇帝は、地球での決戦でホルツを倒しますが、致命的の傷を負い、黄金の玉座と呼ばれる生命維持装置に入る事になりました。
 その後、皇帝に従うスペースマリーンと、大逆者と呼ばれる裏切ったスペースマリーンとの戦いが銀河全体で続いています。

<第41千年紀の軍勢>
 いくつかの勢力を紹介しています。
・スペースマリーン
・混沌の兵団:大逆者の軍勢です。
・帝国の諸軍:スペースマリーン以外の帝国の勢力です。
 アストラ・ミリタルム、アデプトゥス・メカニカス、ミリタルム・テンペストゥ等
・アエルダリ:人類以外の異種族です。
 クラフトワールド、インナーリ、ハーレクィン、デュカーリ、オルク、タウ・エンパイア等
・その他
 ネクロン、ティラニッド、ジーンスティーラー・カルト等

<シタデルミニチュアのコレクション>
 ミニチュアのコレクションを写真付きで紹介しています。
・ウルトラマリーン
・ナーグルの従者
・アエルダリ戦闘集団

<ゲームの遊び方>
 ウォーハンマーでは、「オープン・プレイ」、「ナラティブ・プレイ」、「マッチ・プレイ」の3種類の遊び方がある事を紹介しています。

<掩蔽壕の戦い>
 実際にウォーハンマーをプレイした様子を詳細に解説したものです。この本では「バトルレポート」と呼ばれています。TRPGで言うところのリプレイ記事です。

<永年の抗争>
 戦いの舞台となる銀河のいくつかの地域を紹介しています。
・戦闘地域ウルトラマール
・戦闘地域ケイディア
・戦闘地域アルマゲドン

<シタデルミニチュアショウケース>
 ミニチュアをいくつか紹介しています。1つ1つのミニチュアが大きめの写真で掲載されているので、ペイントの参考になります。見ているだけで十分楽しいです。

<ミニチュアのペイント>
 ミニチュアの塗装方法を解説しています。これまでに他の模型雑誌で紹介された塗装方法と大差はありません。これまでに他の雑誌で見た日本人のペイントによるミニチュアと、本場のペイントによるミニチュアとでは、どこか雰囲気が異なります。

<戦争への招待>
 ウォーハンマーの販売元でるゲームズワークショップからのメッセージです。

<コアルール>
 少し詳しいルールが記載されています。ただし、このルールだけで遊べる訳ではなく、勢力毎に発売されている「コデックス」という書籍が必要みたいです。コデックスには、各勢力のキャラクタ達の個別能力等のデータが記載されているようです。

<付録:スペースマリーンインターセッサー>
 この本には、ミニチュア1体の付録があります。ウォーハンマー40000で最も目にするスペースマリーンの銃を構えた兵士で、「インターセッサー」というものらしいです。インターセッターかと思ってましたが、よく見たらインターセッサーでした。

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 以下に、「スペースマリーンインターセッサー」の素組写真を掲載します。

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 最近作った、スペースマリーンヒーローズのブラザー・ヴァニアルとあまり変わらない印象です。ブラザー・ヴァニアルはやや明るい青に塗装したので、このスペースマリーンインターセッサーは少し暗い青に塗装しようかなと考えています。


鈴木央 「七つの大罪」 第15巻

 鈴木央さんの漫画「七つの大罪」第15巻は、2015年6月に発売されています。
 前巻では、ヘンドリクセンが生きており、彼を操っていたドレファスが黒幕だった事がわかりました。そしてドレファスは、フラウドリンという魔神に乗っ取られていました。ヘンドリクセンは、封印を解く儀式を行い、これにより<十戒>と呼ばれる魔神達が地上に現れます。フラウドリンはこの<十戒>の1人でした。
 一方、リオネス王国では、人の心を知ろうとするゴウセルが暴走しましたが、メリオダス、ディアンヌ及びマーリンがこれを食い止めました。
 それでは以下、「七つの大罪」第15巻のあらすじを記載します。ネタバレ注意です。

 ゴウセルの術により気を失っていたリオネス王国の人々が目を覚まし始めます。ゴウセルは、ギーラ及びジールの記憶を元に戻して謝罪します。そこへ、<暁闇の咆哮>のスレイダーが王都の異変を調べにやってきます。マーリンは、「絶対強制解除」の魔法でゴウセルを人形の姿に変え、この人形をスレイダーに預けます。マーリンは、ゴウセルの正体が偉大な術士に造られた人形である事や、自分の魔法ではゴウセルを人形に戻す事ができるのは一時的なものである事を話します。メリオダスは、ゴウセルが抜けた穴を埋めるべく、スレイダーにしばらく仲間になることを頼みます。スレイダーは、いつの間にかマーリンに心酔しており、この申し出を引き受けます。エリザベスは、自分も連れて行って欲しいとメリオダスに頼みますが、メリオダスは却下します。エリザベスは、メリオダスの返事が自分のためを思っての事である事を理解していました。
 マーリンは、キャメロット付近で異常な魔力を察知し、<豚の帽子>亭及びホークママごと、そこにいた仲間共々、キャメロットへ瞬間移動させます。キャメロットでは、巨大な魔物が出現しており、アーサー王及び聖騎士達が迎え撃つ準備を進めてんいる最中でした。マーリンは、この怪物が「巨獣アルビオン」と呼ばれる魔導人形(ゴーレム)であり、過去の大戦の生き残りが<十戒>の復活に呼応して目覚めたものと推測します。アルビオンの闘級は5500で、メリオダスを凌いでいます。
 アルビオンがキャメロットへの攻撃を開始し、メリオダスは<全反撃>でこの攻撃からアーサー王達を守り、アルビオンとの戦闘に突入します。メリオダスは、アルビオンに対して剣で攻撃しますが、アルビオンの外皮は硬く、剣が折れてしまいます。マーリンは、過去にメリオダスが質屋に売ってしまった神噐ロストヴェインを買い戻しており、この神噐をメリオダスに渡します。神噐を得たメリオダスは、1人で易々とアルビオンを倒します。
 妖精王の森では、キングがリオネス王国へ戻ろうとしていました。すると、妖精王の森が大きく揺れ、成長していきます。これは、バンが自分の血を森に与えた影響によるものでした。バンは、定期的に森を訪れて血を与え、森を復活させました。その様子を見守る妖精ゲラードは、先代の妖精王に使えていた妖精で、バンを妖精王の森の養分とみなしていました。ゲラードは、バンを拘束し、新たな生命の泉として利用しようとします。
 同じ頃、妖精王の森の近くに、巨大な魔物が出現します。魔物は妖精王の森を破壊しようとしますが、キングがそれを阻止します。しかし、魔物の力は巨大で、キングは魔物を抑える事ができず、とうとう妖精王の森の大樹が魔物に破壊されてしまいます。妖精達は自分達を犠牲にしてでもキングに逃げるよう言い、ゲラードはキングを連れて逃げようとします。妖精王が生きていれば森は復活できますが、妖精王が死ねば森は二度と復活できません。しかし、キングは逃げる事を拒み、神噐の力を解放して魔物を攻撃します。魔物は破壊されますが、過大な力を使ったキングは倒れます。
 ズフールの谷では、正気に戻ったヘンドリクセンが、リオネス王国に危機を伝えに行こうとしていましたが、力尽きて倒れます。
 <十戒>は、2体のアルビオンが別々の場所に現れ、そして倒された事を察知していました。<十戒>の1人、ガランは、この2つの場所の一方へ様子を見に行く事にします。
 アルビオンを倒したメリオダス達は、キャメロット国のアーサー王に、<十戒>が復活した事などを話していました。マーリンは、リオネス王国の予言、「山の如き獣が目覚め、三人の英雄が立ち向かい、闇が大地に大穴を穿つ」の意味を探っていました。そこへ、ガランが上空から降ってきます。メリオダス及びガランは、お互いに知った仲のようです。ホークは、魔眼でガランの闘級を調べると、26000でした。ただし魔力は0で、女神族の封印の影響が残った状態のようですが、メリオダス達の闘級を遥かに凌いでいます。ガランがてにした槍を一振りすると、キャメロットの街の大部分が破壊されます。メリオダスがガランに攻撃しますが全く通用せず、巨人サイズに戻ったディアンヌの攻撃もガランは簡単に跳ね返します。マーリンが魔法を使おうとすると、ガランはマーリンの魔法の効果範囲から一瞬で姿を消し、次の瞬間にはマーリンのすぐ近くに現れます。マーリンを守ろうとしたスレイダーは簡単に弾き飛ばされます。マーリンは、目の前のガランに取引しようと話しかけ、時間を稼いで打開策を見いだそうとします。しかし、話しをしていたマーリンの身体は石化してしまいます。<十戒>の「真実」のガランは、偽りを口にした者を石化する能力を持っていました。ガランは石になったマーリンを砕こうとし、これを阻止しようとメリオダス及びキャメロットの聖騎士達がガランを攻撃します。しかしこの攻撃は全てガランにかわされ、ガランの反撃でメリオダスは片腕を切り落とされ、聖騎士達は壊滅します。メリオダスは、自身に潜む闇の力を解放し、切り落とされた腕を元に戻し、ガランに挑みます。しかし、このメリオダスの捨て身の攻撃もガランには全く通用しません。ガランは、メリオダスを殺し、ディアンヌを殺し、スレイダーを殺し、マーリンを殺します。ただし、エリザベス、アーサー王及びホークは、マーリンが魔法で作り上げた「完璧なる立方体」で守られており、ガランも手出しできませんでした。ガランは、その場から去って行きます。
 ガランが去った後、エリザベス、アーサー王及びホークの他に、もう1人の人物が生き残っていました。人形から元の姿に戻ったゴウセルは、笑い声をあげ続けます。

 以上が、鈴木央さんの「七つの大罪」第15巻の物語です。
 少年マンガの宿命とでも言うべき、戦闘力のインフレ状態が到来してしまいました。神噐を手にしたメリオダスの強さはそれまでで最強で、ヘンドリクセンに苦戦したのは何だったのか。マーリンがもっと早く神噐を渡していれば、楽勝だったんじゃないの?
 そして<十戒>の1人目ガランは、女神族の封印の影響が残っているにも関わらず、神噐を持ったメリオダスを遥かに凌ぐ強さでした。残りの9人はもっと強いのでしょう。何だかなー。
 どうせ、メリオダス達も修行したり、強化アイテムを手に入れたり、隠された力に目覚めたりして、<十戒>よりも強くなるのでしょう。何だかなー。
 前巻で「闘級」なる数値が導入された時点で、ドラゴンボール化が始まりそうな気配でしたが、今巻でやっぱりドラゴンボール化してしまいました。何だかなー。

 なお、この15巻には、巻末に番外編「ハーレクインとヘルブラム」という作品が収録されています。わずか9ページの短編です。遥か昔に、ハーレクイン及びヘルブラムがまだ妖精王の森で平和に暮らしていた様子が描かれています。特に事件が起こる訳ではなく、ハーレクインとヘルブラムとの仲の良い会話が心温まる短編でした。

 

映画 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」

 映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は、2018年4月に公開されたアメリカ映画です。アメコミヒーローを同一世界で扱う「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの第19番目の作品です。「アベンジャーズ」としては3作目です。
 いよいよ、待ちに待った「アベンジャーズ」です。これまでに登場した多くのヒーロー達が大集結します。しかも、これまでにしばしば登場していた「無限の石」を巡る最終決戦が描かれます。面白くないわけがない。大期待の映画です。
 それでは以下、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のあらすじを記載します。ネタバレ注意です。

 消滅したアスガルドの住人達を乗せた宇宙船の前に巨大な宇宙船が現れ、攻撃を仕掛けてきます。敵はサノス(ジョシュ・ブローリン)が率いる軍勢でした。サノスは4人の配下の者達と共にアスガルドの宇宙船に乗り込んできます。ソー(クリス・ヘムズワース)はサノスに敗れ、アスガルドの住人達は皆殺しにされます。ハルクもサノスに挑みますが、敗北します。サノスは、インフィニティ・ストーンの1つであるパワー・ストーンを手に入れて左手のガントレットに装着しており、強大な力を得ていました。ヘイムダル(イドリス・エルバ)は、最後の力を振り絞ってハルクを地球へ送り、サノスに殺されます。サノスの目的はアスガルドに保管されていたスペース・ストーンを手に入れる事でした。ロキ(トム・ヒドルストン)は、アスガルド脱出のどさくさに紛れて手に入れたスペース・ストーンをサノスに差し出します。そしてロキは、サノスの配下にしてほしいと言ってサノスに近付き、サノスの隙を付いてサノスを攻撃します。しかしサノスはロキの攻撃を読んでおり、反撃してロキを殺します。サノスは配下の者と共に去り、アスガルドの宇宙船を爆破します。
 ヘイムダルによって地球へ飛ばされたハルクは、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)及びその仲間のウォン(ベネディクト・ウォン)の屋敷に落下します。
 トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)及びペッパー(グウィネス・パルトロー)がデートしていると、突然に空間が切り開かれてドクター・ストレンジと、ハルクことブルース・バナー(マーク・ラファロ)とが現れます。ドクター・ストレンジは、トニーに協力を求め、屋敷に連れ帰ってインフィニティ・ストーン及びサノスについて説明します。6個のインフィニティ・ストーンのうち、パワー・ストーン及びスペース・ストーンはサノスが手に入れています。タイム・ストーンはドクター・ストレンジが所有しており、マインド・ストーンはヴィジョン(ポール・ベタニー)の額に埋め込まれています。サノスが6個のインフィニティ・ストーンを手に入れたら、大量虐殺が行われる事が予想されます。しかし、少し前からヴィジョンは行方をくらませており、トニーは居場所を把握していない事を打ち明けます。キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)ならヴィジョンの行方を知っているかもしれませんが、トニーは仲違いしているスティーブに電話をする事をためらいます。
 トニーが何とか勇気を振り絞ってスティーブに電話をかけようとしたとき、屋敷の外が騒がしい事に気付きます。トニー達が外へ出ると、街に巨大なリング型の宇宙船が飛来して大騒ぎになっていました。この宇宙船をピーター・パーカー(トム・ホランド)も目撃しており、ピーターはスパイダーマンに変身して宇宙船を目指します。宇宙船からはサノスの配下のうちの2人が降りてきます。魔術を使うエボニー・マウ(トム・ヴォーン=ローラー)及び巨漢の戦士カル・オブシディアン(テリー・ノタリー)の2人です。アイアンマン、バナー、ドクター・ストレンジ及びウォンの4人が迎え撃ちますが、バナーは何故かハルクに変身する事ができず、戦力外でした。少し遅れてスパイダーマンが参戦します。
 戦闘の末、タイム・ストーンを持つドクター・ストレンジがマウに捕らわれ、マウはドクター・ストレンジを宇宙船へと連れ去ります。ウォンは、魔法でカルを戦場から遠く離れた雪山に置き去りにし、脅威を取り除きます。宇宙船は帰還し始め、地球から離れて行きます。スパイダーマンが宇宙船に取り付き、アイアンマンが後を追います。徐々に空気がなくなってスパイダーマンは窒素しそうになりますが、アイアンマンは新開発の金属製スパイダーマンスーツをピーターに与え、これを装着したスパイダーマンは宇宙でも活動できるようになります。ドクター・ストレンジを捕らえた宇宙船は、アイアンマン及びスパイダーマンを乗せてワープし、地球圏を去ります。地球に残されたウォンは仲間達の元へ帰還し、バナーはスティーブに連絡します。
 その頃、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの宇宙船は、救難信号をキャッチし、現場へ向かっていました。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、スター・ロードことピーター・クイル(クリス・プラット)、ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、ロケット、グルート、ドラックス(デイヴ・バウティスタ)、マンティス(ポム・クレメンティエフ)の6人です。救難信号の発信元はアスガルドの宇宙船であり、クイル達が到着した宇宙空間には、アスガルド人達の大量の死体が漂っていました。全員死亡かと思われましたが、宇宙船にぶつかった1人の男、ソーは生きていました。救出されたソーは、サノスに襲われた事をクイル達に話します。ガモーラは、サノスの目的が世界の人口を半分にして不均衡を解消する事であり、6個のインフィニティ・ストーンを揃えれば指を鳴らすだけでサノスの願いが叶う事を話します。ソーは、惑星ノーウェアにいるコレクターがリアリティ・ストーンを保管している事を話し、サノスがノーウェアへ向かうと予想します。クイル、ガモーラ、ドラックス及びマンティスの4人はノーウェアへ向かいます。ソー、ロケット及びグルートは、ソーの新たな武器を手に入れるため、伝説の地である惑星ニダベリアへ向かいます。
 ヴィジョン(ポール・ベタニー)及びワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)は、スコットランドに隠れていました。逃亡生活の中で、2人は愛し合うようになっていました。サノスの配下であるプロキシマ・ミッドナイト(キャリー・クーン)及びコーヴァス・グレイブ(マイケル・ジェームズ・ショウ)が、マインド・ストーンを奪うためにヴィジョンを急襲します。この攻撃でヴィジョンは大きなダメージを負い、ワンダがヴィジョンを守って戦いますが、追い詰められて行きます。そこへ、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)及びファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)の3人が助けに現れます。三人の活躍で、プロキシマ及びコーヴァスは撤退していきます。
 過去。ガモーラの故郷の惑星をサノスが襲い、人口の約半分を虐殺しました。サノスはこの惑星で幼いガモーラを拾い、自分の娘としました。
 現在。ガモーラは、自分がサノスに捕まったら殺して欲しいとクイルに頼みます。ガモーラは、何かサノスに知られてはならない秘密を握っているようです。
 クイル達の宇宙船は、ノーウェアに到着します。クイル達がコレクター(ベニチオ・デル・トロ)の元へ向かうと、今まさにサノスがコレクターを追い詰め、リアリティ・ストーンの在処を聞き出そうとしている場面に出くわします。ガモーラが飛び出してサノスを襲い、サノスを殺します。しかしこれは、サノスがリアリティ・ストーンの力で生み出した幻影であり、ノーウェアは既にサノスの攻撃で壊滅し、サノスはリアリティ・ストーンを手に入れていました。サノスはガモーラを捕らえ、姿を消します。
 スティーブ、ナターシャ、サム、ヴィジョン及びワンダは、アベンジャーズの基地へやってきます。ここでは、ウォーマシンことローディ(ドン・チードル)が、アメリカ国務長官のサディアス・ロス(ウィリアム・ハート)と通信会議を行っていました。会議に乱入したスティーブ達わロス長官は非難し、ローディに逮捕を命じます。しかしローディは、通信を切断し、スティーブ達に協力する事を決めます。そしてアベンジャーズ基地には、バナーも戻っていました。ホークアイことクリント及びアントマンことスコットは、司法取引に応じて自宅軟禁状態との事です。ヴィジョンは高エネルギーの照射でマインド・ストーンを破壊できると言い、自身の額に埋め込まれたマインド・ストーンの破壊を提案します。ヴィジョンが死んでしまうこの提案に対して、ワンダは反対します。バナーは、ヴィジョンが死ぬことなく、額からマインド・ストーンを分離する事が可能だと主張しますが、この処置を行うための場所及び設備が必要でした。スティーブは、ワカンダへむかうことを決めます。
 ワカンダでは、ブラックパンサーことティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が宇宙からの脅威と戦う準備を進めていました。ティ・チャラは、オコエ(ダナイ・グリラ)と共に、ワカンダで匿っていたウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)の元を訪れ、新開発の義手を渡します。
 ドクター・ストレンジを捕らえたマウの宇宙船は、地球を離れてサノスの元へ向かっていました。マウは、ドクター・ストレンジからタイム・ストーンを奪うため、拷問を行っていました。宇宙船に侵入したアイアンマン及びスパイダーマンは、宇宙船に穴を空けてマウを宇宙空間へ放出して倒し、ドクター・ストレンジを救出します。トニーは、地球へ戻るのではなく、この宇宙船でサノスの元に乗り込んで奇襲する事を決めます。
 ガモーラを捕らえたサノスは、ソウル・ストーンの在処を尋ねます。ガモーラは過去にソウル・ストーンの探索を行っており、サノスには見つからなかったと報告していましたが、実際には在処を掴んでいました。サノスは、ガモーラの妹として育ったネビュラ(カレン・ギラン)を既に捕らえており、ガモーラの目の前でネビュラを拷問して、ガモーラからソウル・ストーンの在処が惑星ヴォーミアであることを聞き出します。
 ソー、ロケット及びグルートの宇宙船は、ニダベリアに到着します。しかしニダベリアには人の姿はありません。ニダベリアにはサノスが装着しているガントレットを製作した痕跡が残っており、ガントレットを手に入れたサノスがニダベリアを壊滅させたようでした。もう誰もいないと思われましたが、1人だけ生き残っていました。生き残っていたのは、ドワーフのエイトリ(ピーター・ディンクレイジ)で、ソーの知り合いでした。ソーは、エイトリに武器を作って欲しいと頼みます。
 サノス及びガモーラはヴォーミアへ向かい、残されたネビュラは捕らわれの身から脱出します。ネビュラは、惑星タイタンへ来るよう、マンティスに通信でメッセージを送信します。
 トニー達が乗る宇宙船は、タイタンに不時着します。そしてトニー達は何者かの襲撃を受けます。トニー達を襲撃したのは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々でした。アイアンマン、スパイダーマン及びドクター・ストレンジと、クイル、ドラックス及びマンティスとは、お互いに相手がサノスの配下だと思い、戦闘を開始します。しかし、途中で誤解は解け、クイル達はトニー達がソーの仲間だと理解し、トニー達はソーがまだ生きている事を知ります。
 エイトリは、アスガルドの王のための最強の武器「ストームブレイカー」の型を持ち出しますが、この武器を作るためには、先にニダベリアの工房を稼動させる必要がありました。
 和解したトニー及びクイル達は、タイタンを調べます。タイタンは、地軸がズレて引力に異常が見られ、死滅した惑星のようでした。トニーは、サノス打倒のための作戦を練ろうとしますが、集まっているメンバーの意志はバラバラでした。ドクター・ストレンジは、タイム・ストーンを使って未来を見ます。可能性のある1400万605通りの未来の中で、サノスに勝利できるのは1パターンのみでした。
 ヴォーミアに到着したサノス及びガモーラは、ソウル・ストーンの探索を始めます。2人の前にソウル・ストーンの番人が現れ、2人をソウル・ストーンの在処まで案内します。番人は、ソウル・ストーンを手に入れるためには、愛する者を失わなければならないという条件がありました。ガモーラはサノスに愛する者はいないと安心しますが、サノスは娘としてガモーラを愛していました。サノスは、ガモーラを殺し、ソウル・ストーンを手に入れます。
 ヴィジョンを連れたスティーブ達がワカンダにやってきます。ここでスティーブは、復活したバッキーと再会します。ティ・チャラの妹のシュリ(レティーシャ・ライト)は、ヴィジョンの身体を調べ、マインド・ストーンの分離は可能と判断しますが、その作業には長い時間がかかりそうでした。しかし、ワカンダ上空にサノスの配下が乗る宇宙船が現れ、ワカンダへの侵攻を開始します。ワカンダは強力なバリアで防御されていますが、いつまで持ちこたえられるか分かりません。シュリはヴィジョンからマインド・ストーンを分離する作業を開始し、ワンダは作業が終わったらマインド・ストーンを破壊するため、ヴィジョンのそばで待機します。残りのヒーロー達及びワカンダの戦士達は、戦闘の準備を整えます。
 ニダベリアの工房を稼動させるためには、動力源となる装置、この惑星を囲むリング状の装置を回転させる必要がありました。ソー及びロケットはリングを回転させ、エイトリはストームブレイカーを完成させます。
 ワカンダでは、バリアを間に挟んで、スティーブ達と、サノスの配下のカル及びプロキシマとが対峙していました。スティーブ達の後にはワカンダの戦士達が並び、カル及びプロキシマの後からは多数の兵士(怪物)達が迫ってきます。バリアで持ちこたえるのも限界と判断したティ・チャラは、バリアの一部解放を命じ、解放された部分からなだれ込んでくる敵との戦闘を開始します。ヒーロー側は、スティーブ(キャプテン・アメリカ)、ナターシャ(ブラック・ウィドウ)、サム(ファルコン)、ティ・チャラ(ブラックパンサー)、バッキー(ウィンター・ソルジャー)、ローディ(ウォーマシン)及びバナーと、ワカンダの戦士達です。バナーは、ハルクに変身できず、バワードスーツを装着して戦います。しかし敵の数は膨大で、次第に劣勢になっていきます。そこへ、ソーがロケット及びグルートを連れて現れます。ストームブレイカーを得たソーの力は絶大で、敵の大軍を次々と倒していきます。
 4つのインフィニティ・ストーンを手に入れたサノスは、タイタンに戻ってきます。サノスを出迎えたのは、ドクター・ストレンジでした。サノスは、タイタンがかつては美しい惑星だったが、人口が増え過ぎて食糧難に陥った事を話します。サノスは、増えすぎた宇宙の人口を減らして均衡を保つ事を考えており、6つのインフィニティ・ストーンを手に入れれば指を鳴らすだけでそれが可能な事を話します。そして、隠れていたアイアンマン及びクイル達がサノスに急襲し、連係攻撃でサノスの動きを封じ込め、ガントレットを奪いにかかります。あと少しでガントレットを奪える状況でしたが、ガモーラが死んだ事を知らされたクイルが作戦を無視してサノスに殴りかかり、作戦は失敗に終わります。サノスは、ガントレットの力で宇宙から隕石を地表へ落下させ、アイアンマン達を攻撃します。
 ワカンダでは、大軍同士の戦闘が続いており、シュリによるマインド・ストーンの分離作業も続いていました。戦闘は膠着状態でしたが、敵は多数の大型戦闘車両を戦線に投入します。シュリの近くで戦闘を見ていたワンダは、仲間の不利を助けるために戦場へ飛び出し、戦闘車両を破壊します。しかしこれは敵の罠でした。ワンダがヴィジョンのそばから離れた事をプロキシマはグレイブに伝え、隠れていたグレイブは、ヴィジョンのいる建物内へ侵入します。そしてグレイブはヴィジョンの処置が行われている部屋にたどり着き、ヴィジョンの処置は中断されます。ヴィジョンは、グレイブに体当たりし、グレイブと共に建物の外へ転がり出ます。
 プロキシマはワンダを襲いますが、ナターシャ及びオコエが助けに入ります。ナターシャ、オコエ及びワンダの共闘で、プロキシマは倒されます。ダメージが回復していないヴィジョンにグレイブ及びカルが接近しますが、バワードスーツを着たバナーが割って入ります。バナーは、カルを引き受けて一対一の戦いに持ち込み、カルを倒します。この戦いの中でも、バナーの中のハルクは変身する事を拒み続けていました。グレイブは、ヴィジョンにトドメをさそうとしますが、スティーブが間一髪でこれを阻止します。スティーブ及びヴィジョンの共闘で、グレイブは倒されます。
 タイタンでは、隕石の落下に巻き込まれたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々を、スパイダーマンが救出していました。ドクター・ストレンジは、サノスと戦い、敗北します。残ったアイアンマンがサノスとの一騎打ちに挑みますが、スーツを破壊され、トニーは深手を負います。サノスがトニーにトドメをさそうとしたとき、ドクター・ストレンジはタイム・ストーンを渡してこれを止めます。こうしてサノスは5つのインフィニティ・ストーンを手に入れ、姿を消します。
 ワカンダの戦闘は収束に向かっていましたが、異様な気配を感じてヒーロー達はヴィジョンの元に集まります。そこへ、サノスが現れます。ヒーロー達はサノスに向かって行きますが、5つのインフィニティ・ストーンを持つサノスに手も足も出ません。ヴィジョンはワンダにマインド・ストーンを破壊する事を頼み、ワンダはマインド・ストーンを破壊します。しかしサノスは、タイム・ストーンを使って時間を戻し、ヴィジョンからマインド・ストーンを奪います。ヴィジョンは活動を停止します。こうして、サノスは6つのインフィニティ・ストーンを手に入れます。その直後、ソーのストームブレイカーがサノスの身体を貫きます。しかし、サノスはすぐには死なず、最後の力を振り絞ってガントレットを装着した左手の指を鳴らします。
 サノスの姿は消え、ヒーロー達は戸惑います。すると、バッキーの身体が崩れ落ちて消え去ります。戦っていたワカンダの戦士達も消え去ります。ティ・チャラも消え去ります。グルートも消え去ります。ワンダも消え去ります。サムも消え去ります。タイタンでは、マンティスも消え去ります。ドラックスも消え去ります。クイルも消え去ります。ドクター・ストレンジも、「他に道はなかった」と言い残して、消え去ります。ピーターも消え去ります。
 タイタンで生き残ったのは、トニーとネビュラだけでした。地球では、スティーブ、ソー、バナー、ナターシャ、ローディが生き残っています。
 目的を達成したサノスは、どこかの星の山の中におり、1人で日の出を眺めていました。

(エンドロール後)
 元シールド長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)及びマリア・ヒル(コビー・スマルダーズ)は、ワカンダで戦闘が行われているという情報を得ます。その直後、マリアの身体が崩れ落ちて消え去ります。周りの人々も次々と消えていきます。ニックは、この異常事態を誰かに連絡しようと通信機を取り出します。しかしニックの身体も崩れ落ちていきます。地面に落下した通信機には、「送信中」のメッセージが表示されていました。

 以上が、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の物語です。
 !!!!? ←映画を見終えた感想はこんな感じでしょうか。
 ヒーロー側の完全敗北で終わってしまいました。全宇宙の半分の人が、無作為に消されてしまったと言う結末です。ここまで負けて終わりの映画は、「スターウォーズ帝国の逆襲」くらいしか思い浮かびません。シリーズ物だからこそ可能な荒技ですね。
 この映画を映画館で見ていたら・・・。終わった後の観客の様子がどんなだったか。みんな呆然としていそうです。
 この完全敗北状態からヒーロー達がどうやって逆転するのか。これはおそらく次の「アベンジャーズ」を待たなければならないのでしょう。でも、「マーベル・シネマティック・ユニバース」のシリーズとしては、次は「アントマン」の第2弾、その次が「キャプテン・マーベル」です。その次がやっと「アベンジャーズ」。先は長いです。今回のシリアスな結末を見た後で、能天気なアントマンを見る意欲が沸いてこない・・・。アントマンは今回登場しなかったので、今回の事件の際に何をしていたのかが描かれるのでしょう。いっそのこと、アントマンは飛ばしてしまう手も・・・。でも、サノスを倒す鍵やヒント等が、さり気なくアントマンの物語に挟み込まれる可能性もあるので、やっぱり順番は守って見る方がいいでしょうね。
 所で、映画を見終えてからネットで調べて知ったのですが、惑星ヴォーミアでソウル・ストーンの番人をしていた死神のような人物は、最初の「キャプテン・アメリカ」の映画で敵として登場したレッドスカルことヨハン・シュミットだったそうです。気付きませんでした。と言うか、映画を見て気付いた人はいるの?伏線をしっかりと回収するのは立派ですが、そんなの昔過ぎて忘れてますよ・・・。