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タミヤの楽しい工作シリーズNo.211 「アームクローラー工作セット」のリモコン化

 かなり以前に製作したタミヤの「アームクローラー」をリモコン化しました。元々、「アームクローラー」はリモコン化を想定したセットで、説明書にもそのことが記載されています。リモコン化するには、以下の2つの工作セットが必要です。
 ・楽しい工作シリーズNo.102 「2チャンネル・リモコンボックス」
 ・楽しい工作シリーズNo.97 「ツインモーターギヤーボックス」

<2チャンネル・リモコンボックス>

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 「アームクローラー」の動作を制御するためのコントローラです。箱を開けてみると、部品点数はそれほど多くはありません。

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 組み立ても簡単ですぐに終わります。以下、完成品です。

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 レバーが2つ付いていますが、どちらも前後に移動させるタイプです。レバー2つなら、一方が前後、もう一方が左右に動きそうなものですが、そうではありません。なので、「アームクローラー」ではなく別のものをリモコン化する場合には使い難いかもしれません。
 各レバーは、手を放すとバネの力で中央位置へ戻るのですが、少し戻りにくいです。付属のグリスをたっぷり塗っておいた方がよいでしょう。
 単2電池を2つ入れるスペースがありますが、補助部品を装着することで単3電池を使うことができます。これはありがたいです。単3のエネループを2つ入れました。

<ツインモーターギヤーボックス>

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 「アームクローラー」に付属のギヤボックスと交換することで、「アームクローラー」のキャタピラを左右独立して動作させることが可能となります。小さな歯車部品がたくさんついています。

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 この「ツインモーターギヤボックス」は、タイプA,B,Cの3つから1つを選んで作ることができます。タイプによって歯車の比率や、回転軸の位置が変わってくるので注意が必要です。「アームクローラー」に取り付ける場合には、タイプCで組み立てなければいけません。初めは何も考えずにタイプAで作ってしまい、大失敗でした。組み立て自体は簡単です。
 完成した「ツインモーターギヤボックス」の2つのモータに、「2チャンネル・リモコンボックス」の4本の配線を接続します。作業の順序に決まりはありませんが、配線の接続は先にしておいた方がよいと思います。
 接続完了後の「ツインモーターギヤボックス」を、「アームクローラー」に付いていたギヤボックスと交換して取り付けます。このため「アームクローラー」からギヤボックス、電池ボックス及びオン/オフのスイッチ等を取り外す必要があります。これらを取り外してしまうと、「アームクローラー」にはキャタピラ以外にほとんど何も残りません。
 「ツインモーターギヤボックス」の取付は簡単です。
 そして完成品は、以下のようになります。

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 「アームクローラー」と「2チャンネル・リモコンボックス」とが長い配線で接続されています。「アームクローラー」自体は、電池ボックスなどがなくなったため、シンプルな構成になりました。
 「2チャンネル・リモコンボックス」の2つのレバーが、「アームクローラー」の左右のキャタピラに対応しています。右のレバーを前後に動かすと右のキャタピラが前後に回転します。左のレバーを前後に動かすと左のキャタピラが前後に回転します。
 このため、2つのレバーを共に前へ動かすと「アームクローラー」は前進し、2つのレバーを共に後ろへ動かすと後退します。左のレバーを前へ動かし且つ右のレバーを後ろへ動かすと、「アームクローラー」は右旋回します。右のレバーを前へ動かし且つ左のレバーを後ろへ動かすと、「アームクローラー」は左旋回します。
 こう書くと操縦が難しそうですが、すぐに慣れます。うちの子は一瞬で操縦をマスターしていました。なかなか好評でした。
 なおリモコンボックスの各レバーは、前/後/オフの3点切替のため、移動速度や旋回速度までは調整することはできません。さすがにそこまでは求めすぎですね。




タミヤの楽しい工作シリーズNo.211 「アームクローラー工作セット」

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 5歳(年長)の子供と一緒に作ってみました。
 子供はスイミングスクールと学研の科学実験教室というものに通っています。初めはスイミングスクールだけだったのですが、同じ施設内で科学実験教室が開かれており、体験入学させてみたら行きたいと言い出し、通わせることにしました。この影響か、「科学」とか「実験」とかいう単語に食いつきやすく、家庭での科学実験という名目で、一緒に遊びました。
 子供は、バンダイの妖怪ウォッチのプラモデルであれば、親の手助けなしで組み立てられる程度の器用度です。余談ですが、妖怪ウォッチのプラモデルは子供に優しい仕様でとてもよくできていると思います。
 しかしながら、「アームクローラー工作セット」は5歳の子供が作るには少し難しいです。箱の中身を見てみましょう。

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 パーツ数はそれほど多くはありませんが、モーターや金属部品なども含まれており、ねじ止めのためのドライバーとパーツを切り離すためのニッパーとを別途用意する必要があります。それから、完成後に動かすためには単三乾電池も1つ必要です。
 恐らくキットの難易度としては、小学校の3年生くらいがちょうどよいのではないかと思います。

 箱を開けた後は、科学実験教室っぽく、まずモーターと電池だけで遊んでみました。モーターはプラレールなどの玩具にも内蔵はされていますが、剥き出しのモーターをみるのは子供は初めてです。モーターに電池をつないで回転させ、更には電池を逆につないで逆回転させてみます。これだけで、「おー、すげー」となります。
 遊んでいたらモーターの端子に接続されていた配線が取れるというアクシデントが発生。急遽、近所のホームセンターへ半田ごてを買いに行く羽目になりました。予想外に半田ごての存在を子供に教えることになってしまいましたが、危ないので絶対に触ったらダメと言い聞かせ、使用後はこっそり手の届かないところへ隠しました。

 モーターの修理完了後、いよいよ作り始めます。説明書の通りに作り始めると、まずはギヤボックスからです。子供にとってはギヤも初めてですので、簡単に解説しつつ工作を進めます。
 ギヤボックスが完成すれば、これにモーターを取り付け、モーターに電池ボックスを接続し、これらを本体にねじ止めし、タイヤとキャタピラを付ければ完成です。大人にしてみれば、それほど難しくはありません。
 しかし、できるだけ子供に作らせるというスタンスで進めると、組み立て開始から完成まで1時間半程度かかりました。親が手とり足とり指示を出し、ときには少し手伝って、1時間半程度です。(モーター単体で遊んだ時間、半田ごてを買いに行った時間は含みません。)
 完成した姿がこれです。結構、頑丈にできていて、かっこいいです。

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 ただし、裏から見ると配線が剥き出しです。何かカバーのような物を付けてほしかったところです。

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 電池を入れて動かしてみると、それほど速くないスピードで前進します。進行方向に障害物があれば、アームの回転によって障害物を乗り越えていきます。そこそこ大きな障害物であっても頑張って乗り越えてくれます。結構、驚きです。
 いろいろな障害物を配置してコースを作り、走りきれるか否かを予想するという感じで遊ぶと楽しめます。障害物を乗り越えられなければ、逆に「がんばれー」と応援してしまいます。1日遊んだだけで愛着がわいてきます。

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 夏の暑すぎる日、冬の寒すぎる日、雨が降って外で遊べない日、夏休みの暇つぶしなどに、子供と一緒に作ってみるのはいかがでしょうか。きっと楽しめると思います。

 とお勧めしておきながら、問題点が一つあります。このキット、なかなか売ってません。店舗においてあるのを見たことがありません。今回はネットで注文したのですが、夏休みの工作シーズンであるためかどうかわかりませんが、在庫切れのところが多いです。在庫有りとなっていたジョーシンWebで注文しましたが、メーカー問合わせで在庫なし→流通在庫を探してやっと見つかり取り寄せ→商品発送という順番でやっと手元に届きました。注文から商品到着まで10日以上かかりました。
 アマゾンで注文すれば早かったかもしれませんが、500円ほど高いです。2015年7月末の時点ですが、ジョーシンWebでは約1500円、アマゾンでは約2000円でした。アマゾンは送料無料ですが、ジョーシンWebでは送料が別途必要です。ただしジョーシンWebは3000円以上買うと送料無料となるため、他のものと合わせ買いでこちらを選択しました。

 このアームクローラーは、いろいろと改造することもできます。実はもう改造のためのアイテムも同時購入済みです(送料無料のためにまとめ買いしました)。子供が遊び飽きた頃にでも改造にチャレンジしてみようかと考えています。しばらく手放しそうにありませんが…。