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後閑哲也 「PICマイコン+タミヤ工作セットでできるロボット改造工作マニュアル1」リモコンロボット・トリケラトプス

 後閑哲也さんの「PICマイコン+タミヤ工作セットでできるロボット改造工作マニュアル1」は、2004年4月に発売された本です。タミヤの楽しい工作シリーズNo.88「歩くトリケラトプス工作セット」を改造してリモコン化しようという内容の本です。
 前回、久しぶりにタミヤの工作シリーズに手を出してみたのは、この本を図書館で発見したことが切っ掛けです。小学生の子供には難しい内容ですが、大人の趣味にはちょうどいい感じです。この本の内容を簡単に以下にまとめてみます。

第1章:トリケラトプス・解剖ノート
 タミヤ工作シリーズのトリケラトプスの仕組みを詳しく解説しています。またトリケラトプスにどのような改造を施すかを簡単に説明しています。

第2章:PICマイコンの動作のしくみ
 今回の改造に用いるPIC16F87xシリーズの解説です。またマイコン以外にもモーター駆動用のドライバICの制御方法、マイコンのプログラミング環境なども解説しています。

第3章:制御ボードの設計と組み立て
 製作する制御ボードの回路図及びその説明、必要な回路部品の解説、基板への実装手順の詳細など。写真付きで親切に解説されているので、電子工作の初心者にはとても参考になると思います。

第4章:C言語によるプログラムの設計と製作
 C言語の概要、今回の工作に必要なプログラム処理の解説、実際のプログラムなど。C言語を知らないと、少し苦しい内容かもしれません。

第5章:さらなる挑戦
 トリケラトプスを更に改造するアイデアがいくつか提案されています。ただし、提案だけで、その後の実装は読者に委ねられています。

付録:ソフトのインストール方法とPICへの書き込み
 プログラム開発のために必要なMPLABというソフトのインストールから使い方までを説明しています。

 この本を読んでみて感じたのですが、この本の主目的はトリケラトプスをリモコン化する事ではなく、PICマイコンの使い方を勉強する事だと思います。トリケラトプスをリモコンで前後に動かしたり、速度を変化させたりする程度なら、マイコンなんかなくてもできそうな気がします。この本の工作をきっかけにして、マイコンを使った更に高度な工作に進んで欲しいというのが、著者の後閑哲也さんの思いなのだと思います。
 せっかくなので、マイコン工作にチャレンジしてみようかなと考えているのですが、電子部品をどこで買えばいいのやら。そこからのスタートなので、続報はかなり先の事になりそうです。




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